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発生研復旧工事完了のご報告 -追記 北海道地震

2018.09.11 ●ニュース

熊本大学発生医学研究所(発生研)を応援していただいている皆様、2016年4月の熊本地震からの復旧においては、多大なご支援をいただき、誠にありがとうございます。2017年3月に研究所内部(研究室、設備等を含む)は復旧していましたが、2018年8月1日をもって建物外壁の工事が完了し、ようやく元の状態に戻りました。もちろんこれを待たずに研究活動は速やかに再開しており、所員一同が不自由な研究環境の中で積み重ねた成果が国際学術誌に発表されつつあります。これもひとえに皆様のご厚情の賜物です。重ねて感謝申し上げます。

 

2016年9月には石黒啓一郎独立准教授が、2018年7月には塩田倫史独立准教授が着任して、ラボを立ち上げました。新しいメンバーを迎えて、発生医学研究を益々加速していきます。今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

追記 (2018.9.7)
9月6日に北海道で震度7の地震が発生しました。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。全国報道には上がってこないかもしれないお一人お一人のご苦労が、実感をもって想像できます。一刻も早く原状に復帰されることを祈っております。

 

私どもが熊本地震の直後にまとめた研究機器の固定法を再掲載しました。少しでもお役にたてば幸いです。今回の地震も6月の大阪北部地震も全く予期されていない場所で起きました。どこで起きるかわからないという前提のもと、我々研究者がやれるのは機器の固定だけです。高額な機器はもちろん、研究データを保管するPCや緊急連絡・情報共有のためのネットワークサーバーなども極めて大切です。少しの労力で大きな損失を防ぐことができますので、地震が自分のところで起きる前にお願いします。特に3-4階以上の高層階では、低層階より格段に強固な固定が必要です。マニュアルを読んでご不明な点は、お気軽に下記までお尋ねください。

 

お問い合わせ先:熊本大学発生医学研究所 リエゾンラボ研究推進施設
TEL: 096-373-5786
Mail: imeg*kumamoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

 

 

熊本大学 発生医学研究所 所長 西中村 隆一