高速シークエンサーを用いたDNA配列解析の研究支援を以下の要領で行います。
支援の対象は(1)発生研の研究グループと(2)リエゾンラボ研究推進施設登録(コラボレーション)グループです。サンプルは発生医学研究に関するものを受け付けます。
・イルミナ社製 NextSeq500
【High Output】
4億シングルリード、75bp (相乗りシーケンス可)
4億ペアエンドリード 38bp ×2 (相乗りシーケンス不可)
8億ペアエンドリード、75bp×2 (要シーケンスキット持ち込み)
8億ペアエンドリード、150bp×2 (要シーケンスキット持ち込み)
【Mid Output】
2.6億ペアエンドリード、75bp×2 (要シーケンスキット持ち込み)
2.6億ペアエンドリード、150bp×2 (要シーケンスキット持ち込み)
*イルミナ社NextSeq500による高速シーケンス解析については、最初にお打ち合わせをした上で支援を進めます。
まずは臼杵(usu(at)kumamoto-u.ac.jp) までメールでお問い合わせ下さい。
現在、多数の依頼をお預かりしており、ライブラリー調製込みの支援に関しては1~2か月お待ちいただいています。こちらは受託会社ではなく、あくまでも共同研究をベースとした研究支援ですので、期限を指定した依頼には応じかねます。
*相乗りシーケンスの場合はシングルエンド(75bp)、かつシングルインデックス(i7 Index)のシーケンスのみとなります。持ち込むライブラリーについてはi5 Indexが付加されていても構いませんが、i7 Index側は必ずユニークな配列にしてください。
・bulk RNA-Seq : ライブラリー調製+シーケンス (申し込み様式:Excel 28KB)
・ChIP-Seq, Ampli-Seqなど断片化済みDNAからのライブラリー調製+シーケンス (申し込み様式:Excel 24KB)
・調製済みライブラリーのシーケンス (申し込み様式:Excel 24KB) 相乗りor単独ラン
支援案内はこちら(PDF:64KB)
・ライフテクノロジーズ社製 Ion Proton
スループット(P1v2 chip):約8Gb、リード長~200bp
・ライフテクノロジーズ社製 Ion PGM
スループット(318v2 chip): 約1Gb、リード長~400bp
支援案内はこちら (PDF 80KB)
※対象は発生研内に限定します
次世代シーケンサー(NGS)データを用いた論文で使用されている、解析ソフトウェアを導入したLinuxサーバのリソースを提供しています。ChIP-seq,RNA-seqやsingle cell RNA-seqの解析パイプラインで使用する主なツールを導入しています。発生研内のみSSH経由でのアクセスが可能です。
利用には、最初に解析講習会への参加と利用登録が必要になります。
お問い合わせは臼杵(usu(at)kumamoto-u.ac.jp)まで。
主な利用可能ソフトウェア
FastQC, Trim galore!, STAR, RSEM, Bowtie2, deepTools, HOMER, MACS2, SAMtools, bedtools, cellranger等
主な生物種のリファレンス
ヒト、マウス、ショウジョウバエ、カニクイザル等(UCSC/Ensembl/NCBI/FlyBase等各種)
1) ヒトゲノム・遺伝子解析研究のサンプルの場合は、熊本大学大学院生命科学研究部等ヒトゲノム・遺伝子解析研究倫理委員会の、ヒトゲノム・遺伝子解析研究審査結果通知書のコピーを申し込み時に提出して下さい。熊本大学以外の施設で調製されたサンプルの場合、その施設での倫理審査で承認を受けたことを示す書類のコピーを提出して下さい。
2) 解析用のサンプルには続き番号だけを書き匿名化して下さい。