発生研の災害対策マニュアルを改訂しました
2016.10.18 ●ニュース
発生医学研究所 災害等対策マニュアル(抜粋版)
平成28年10月 改訂
発生医学研究所・災害対策マニュアルの完全版はこちら (PDF 340KB)
(このマニュアル内のメールアドレスの*は@に変換すること)
緊急時連絡先:リエゾンラボ502号室(096-373-5786)
発生研全員+センター事務 all-imeg*kmm.kumamoto-u.ac.jp
災害発生直後の構内避難場所:本荘中地区の中央スペース(4施設の中央)
1.大地震発生時
- 発生時は、机などの下に隠れ、まずは自分の身を守る。
- 揺れが収まったら、身近にある物についてのみ対処。危険な実験機器の電源OFF、都市ガス元栓を閉める(大きな揺れでは自動停止する)、炭酸ガスボンベを根元から閉める。
- 声をかけあって怪我人や火災がないことを確認。次の大きな揺れが必ずすぐ来るので、階段を使って屋外に避難。構内避難場所へ。
- ラボごとに集合し点呼、負傷者、不在者の確認。
- その場に居合わせたメンバーの中で責任者(教員・技術職員等)を決め、情報を集中させる。
- 怪我人、建物、機器、火災の問題がクリアされたら、責任者は、帰宅か避難所への移動かを判断する。状況を所長及び発生研全員+センター事務にメール(上記)で連絡し、同メールで建物への立ち入り制限を発令する(安全優先、不要な立ち入りを防ぐため、迷ったら発令する)。
- 技術職員は緊急用PC(全員の連絡先、メール文(和文、英文)のひな形を事前準備)を携帯して避難し、情報発信を担当する。
- 各自は水、食料、宿泊場所を確保(支援が届くまで3日かかる)
負傷者発生時
- 119番通報→責任者に報告
- 自動体外式除細動器(AED):玄関ロビー 救急箱:1階&5階ラウンジ
火災発生時
- 大声で周囲に知らせ、協力を仰ぐ。
- 非常ベル→119番→初期消火→無理せず避難→責任者に報告
翌朝(揺れが収まってきたら)
- 管理室とともに、複数で建物内の初期確認を行い (炭酸ガス漏れに注意)、立ち入り制限の継続•解除を判断。管理室を通して専門業者による倒壊の危険度判定を実施。
- 緊急対策本部を1階カンファレンスルームに設置(発生研はこの部分のみ1階建てのため)。コアメンバーは所長、副所長、技術職員、管理室。PI, 助教以上の教員を招集。
- 水、電気、ガス、建物(床下の漏水、漏電も)、機器(停電復旧時の通電火災に注意)、炭酸ガス、液体窒素を確認。緊急電源は約20時間持続する。
- 技術職員から所員全員にメールで情報提供、安否をPIに報告するよう要請→PIは研究室メンバーの安否をセンター事務及び緊急対策本部に報告。全学の安否確認システムからもメール配信されるので、併用する。
- ホームページから情報発信 <https://www.imeg.kumamoto-u.ac.jp/>
- 建物内へ立ち入り不可の場合は発生研Facebook利用。web上で「facebook 発生医学」で検索
2.風水害(台風・大雨による洪水) 発生時
- 技術職員が館内放送あるいはメールで情報・指示を連絡
- 研究室ごとに人員確認。
- 自宅にいるものは無理をせず待機。所在場所をPIに連絡する