国際先端研究Σプロジェクト

国際先端研究Σプロジェクト 令和4年度各種支援申請要項

 

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第4期中期目標期間中における研究推進の基本方針に則り、令和4年度より国際先端研究Σプロジェクトに採択されました(令和6年度までは確定)。本プロジェクトで標榜されている「研究力向上を目的とした若手研究者育成に対する取り組みのための経費」として、令和4年度は、①学会発表支援(旅費・参加費)、②トレーニングコース参加支援、③論文掲載・オープンアクセス化費用支援の費用を計上しております。支援希望者は本要項を熟読の上、支援申請書を作成して応募下さい。必要に応じて随時応募可としますが、年度途中でも予算全額執行により支援できなくなる可能性があります。

 

申請書に必要事項を記入の上、PDF化した申請書をセンター事務 高村美貴子までメール添付にて提出(m-takamura(at)kumamoto-u.ac.jp)願います。

 

Application Form (MS Word : 28KB)

 

<本支援の概要>

本支援制度は、特に若手研究者の国際化を加速させることを目的としています。発生医学研究所では次世代の人材育成のために、海外研究者との交流や議論を自由に行える場を提供することを目標の一つとしてきました。海外研究者と対等に議論するためには、語学力の向上とともに、様々なバックグラウンドを持つ研究者とのコミュニケーションに必要なグローバルマインドの育成も求められます。このためには、若手研究者が国外の研究者と交流する機会を可能な限り多く持ち、国際性豊かな研究環境に触れながら技術や知識を習得することが重要であると考えます。そこで、本支援では、①若手研究者の国際学会への参加を支援するとともに、より充実した国際経験を提供するために、②海外の研究機関で開催されるトレーニングコースに参加するための費用を支援します。また、国際誌への論文公表を促進するために、若手研究者が筆頭著者あるいはCorresponding authorとなる論文について、③掲載費用及びオープンアクセス化費用の一部を支援します。

 

①国際学会への発表支援

海外で開催される対面の研究集会で発表を行う大学院生、ポスドク、助教等、若手研究者の旅費および参加費の経費の一部を支援します。昨今の海外の物価高騰と円安の状況をふまえ、財団や学会賞等の別予算から旅費参加費の一部補助を獲得している若手研究者についても、必要と考えられる範囲で支援の対象とします。

 

 

②トレーニングコースへの参加支援

参加を推奨するトレーニングコースとして、single cell analysis やMouse developmentといったテーマ別に設定されている、米国Cold Spring Harbor Laboratory (CSHL) のコースプログラムや、1800年代より続く歴史あるコースが開催されている米国Woods HoleのMarine Biological Laboratory (MBL)、比較的短期間のコースを提供するヨーロッパのEMBO Practical Courseなどがあります。各コースの参加費は50万円から80万円となっており、年間1–2名を対象として、費用の50-100%を支援します。

参照HP

https://meetings.cshl.edu/courses.html

https://www.mbl.edu/education/advanced-research-training-courses

https://www.embo.org/conferences-training/#/

 

③論文掲載・オープンアクセス化費用の支援

商業学術誌の論文掲載費は年々高騰の一途をたどっており、特にオープンアクセス化の費用として1報100万円を超えることもしばしばとなっています。そこで、若手研究者が筆頭著者あるいはCorresponding authorとなる学術誌論文について、掲載費用とオープンアクセス化費用の一部を支援します。支援額は、10万円を上限に掲載費用の25%とします。オープンアクセス化することが望ましいですが、財政事情等によりこの限りではありません。