日 時: 令和3年1月8日 (金) 13:30~14:30
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天然変性蛋白質であるαシヌクレインは細胞内外でアミロイド線維凝集体を形成する。細胞内での凝集はパーキンソン病やレビー小体型認知症の発症に関係している。このαシヌクレイン蛋白質のアミロイド線維形成メカニズムについて我々の実験結果に基づいて発表するとともに,そのアミロイド線維形成抑制についても様々な蛋白質因子によって起こされることを紹介する。すなわち,分子シャペロンの主要なひとつであるシャペロニン(GroELやHsp60)やそのアピカルドメイン,脂肪酸結合蛋白質(FABP3)などによって,αシヌクレインのアミロイド線維形成が抑制されることが分かっている。それらの詳細について発表する。
河田先生は溝端先生と共に、令和2年度発生医学研究所共同研究拠点に採択されております。
連絡先 ゲノム神経学分野 塩田 倫史、矢吹 悌 (内線6633)