ヒストン脱メチル化酵素LSD1による骨格筋代謝リプログラミング
(Histone Demethylase LSD1-Mediated Metabolic
Reprogramming in Skeletal Muscle Cells)
私は小児科医として働く中で、胎児期や小児期に曝露した環境因子が、成人後の代謝疾患の発症リスクに関連することに興味を持ち、発生研の門を叩きました。その後の研究で、ヒストン脱メチル化酵素LSD1が骨格筋の代謝特性と収縮特性を制御することと、LSD1の機能がホルモンの作用で修飾される機構を見出し、報告することができました。今回は、これらの知見とともに今後の研究の展望についてお話させていただきたいと思います。
【日 時】 平成31年3月12日(火)16:00~17:00
【会 場】 発生医学研究所 1階 カンファレンスルーム
本セミナーは日本語で行われます。
This seminar will be presented in Japanese, although slides will be written in English.
阿南さんは米国ヴァン・アンデル研究所に留学されます。
多数のご来聴を歓迎します。
【連絡先】熊本大学発生医学研究所広報WG 石黒 啓一郎(内線6606)