【演者①】 斉藤 典子 准教授 (15:30-16:30)
発生医学研究所 細胞医学分野
生命現象をつかさどる核・クロマチン・機能性RNA
~発生研に感謝をこめて~
私は発生医学研究所において、細胞核内で染色体が数々の構造体に囲まれて遺伝子が制御され、それが乳がんなどの生命現象に関わるしくみを研究させていただきました。その過程で、人工知能の一部である機械学習を用いた画像解析にも携わらせていただきました。これらと、海外大学院経験についてお話させていただければ幸いです。
【演者②】 野井 健太郎 博士(16:30-17:00)
発生医学研究所 分子細胞制御分野
高速AFMを用いたタンパク質の構造変化観察
高速原子力顕微鏡(高速AFM)は、タンパク質などの構造研究のこれまでの主流であるX線結晶解析などと異なり、生理的条件下で作動中の「生きている」タンパク質の構造変化を映像として記録可能な手法である。今回の発表では、AAAタンパク質や共同研究で行ったその他のタンパク質の構造変化の高速AFM観察について発表する。
【日 時】 平成29年3月6日(月)15:30~17:00
【会 場】 発生医学研究所 1階 カンファレンスルーム
斉藤さんはがん研究会がん研究所に、野井さんは大阪大に、それぞれ転出されます。
多数のご来聴を歓迎します。
【連絡先】熊本大学発生医学研究所広報WG 小椋 光(内線6578)