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発生研セミナー[地震に関する特別講演]を動画で視聴できます

2016.06.21 ●セミナー

第274回 発生研seminar

(地震に関する特別講演)

 

こちらから熊大ポータルにログインすると講演を視聴できます

 

 

【Date】Jun. 21 (Tue), 2016 12:00~13:00
【Venue】熊本大学発生医学研究所 IMEG
     1階カンファレンス室 Conference room, 1st floor

 

*以下の2ヶ所で中継を行います。(中継は日本語のみです)
・薬学部2F多目的ホール

・医学教育図書棟4階 第3講義室

 

【Title】最新科学からみた熊本地震

Science of Kumamoto Earthquakes

 

【Speaker】平田 直 先生 Prof. Naoshi Hirata

東京大学地震研究所 教授、地震研究所 地震予知研究センター長

政府 地震調査研究推進本部 地震調査委員会 委員長

Earthquake Research Institute, The University of Tokyo

 

 

我々生物系研究者は地震に関しては素人です。テレビや新聞等の情報がどの程度正確なのかも判断がつきません。平田先生には熊本地震への対応で大変ご多忙のなか、最先端の科学からみた熊本地震の原因と今後の見通し、予想が難しい理由や解決すべき問題も含めて、お話いただきます。正確な知識は不安を軽減させます。これから熊本でサイエンスを復興させる我々にとって貴重な機会です。是非ご参加ください。

 

地震研HPより抜粋
地殻の不均質構造と微小地震活動の時間的・空間的分布の関係を大規模で集中的な観測によって解析している。1995年兵庫県南部地震や2004年新潟県中越地震などでは余震観測を本震発生直後から実施して、本震断層の形状、余効的地殻活動を明らかにした。また観測的方法によって、島弧地殻の変形過程と内陸大地震の発生機構を研究している。さらに都市災害軽減研究計画の一環として、首都圏に約300か所の地震観測点を整備して、南関東の下のプレート構造の研究を行っている。

 

【References】
・Kato, A., K. Obara, T. Igarashi, H. Tsuruoka, S. Nakagawa and N. Hirata. Propagation of Slow Slip Leading Up to the 2011Mw 9.0 Tohoku-Oki Earthquake. Science 335:705-708, 2012.
・平田直 マグニチュード9.0の衝撃, 科学, 81, 5, 393-396, 2011.
・平田 直・酒井慎一・中川茂樹 首都圏にくる地震の姿とプレート構造, 科学, 80, 8, 819-824, 2010.
・Sato, H., N., Hirata, K. Koketsu, D. Okaya, S. Abe, R. Kobayashi, M. Matsubara, T. Iwasaki, T. Ito, T. Ikawa, T. Kawanaka, K. Kasahara, S. Harder. Earthquake Source Fault Beneath Tokyo. Science 309: 462-464, 2005

 

 

このセミナーは日本語で行われますが、英語の同時通訳があります。 
This seminar is held in Japanese, but simultaneous English translation is provided. 

 

 

【共催】国立大学附置研究所・センター長会議
熊本大学博士課程リーディングプログラムHIGO
【Contact】熊本大学発生医学研究所 所長 西中村 隆一  (Ext. 6615)