疾患特異的iPS細胞を用いた遺伝性腎疾患の病態解明拠点

 

疾患特異的iPSホームへ

人工多能性幹細胞(iPS細胞)

人工多能性幹細胞(iPS細胞)は、患者様の生体試料(この研究では血液細胞)を培養し、その後、この細胞に4因子(Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc)を加えることで作ることができます。iPS細胞からは、試験管内でいろいろな種類の細胞を作り出すことができ、またiPS細胞自身を試験管内で簡単に増やすことができます。iPS細胞の作製が、現時点ですぐに治療法につながるものではありませんが、iPS細胞からいろいろな種類の細胞を作り出して研究を行うことで病気の発症機序などを明らかし、さらに治療法の開発につながる研究へと発展させる可能性があると考えられます。