トランスオミクス医学研究拠点ネットワーク形成事業
トランスオミクス医学研究拠点ネットワーク形成事業
-発生医学の先端研究・人材育成の国際共同基盤の構築と展開-

 

トランスオミクス医学研究拠点ネットワーク形成事業(研究助成)募集要項(2020)

 

 

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昨年度の採択課題は こちら(PDF)

 

1.目的
文部科学省共通政策課題(共同利用・共同研究拠点の強化)「トランスオミクス医学研究拠点ネットワーク形成事業」(平成28~33年度)を4大学附置研究所(熊本大学発生医学研究所、九州大学生体防御医学研究所、東京医科歯科大学難治疾患研究所、徳島大学先端酵素学研究所)が連携して実施する。具体的には、高速シーケンサー、質量分析計、細胞分離・解析(FACS)などを用いたトランスオミクス解析*を活性化し、本拠点ネットワーク活動に参画する研究者の先端研究の推進、国内外の共同研究の促進、若手人材の育成を強化することを目的とする。
(*ゲノム、エピゲノム、トランスクリプトーム、プロテオーム、メタボローム、セルオームを統合的に表す用語)

 

2.申請者の資格
発生医学研究所の専任分野の教員、本研究所のリエゾンラボのコラボレーショングループに登録する分野・研究室で発生医学研究所と共同研究を行う本学教員(いずれも助教以上)。

 

3.研究助成とその使途
「トランスオミクス医学研究拠点ネットワーク形成事業(研究助成)」という。以下の要件を満たす場合に本助成の対象とする。
① トランスオミクス解析:上記の解析機器を使うために要する試薬・消耗品、解析費を支出する。発生医学研究所リエゾンラボでは、本助成から機器使用料、試薬・消耗品費などを支出可能。採択者の利便性を高めるため、経費の管理をリエゾンラボに委任すること。
② 拠点ネットワーク(九州大学、東京医科歯科大学、徳島大学)でトランスオミクス解析を行うために要する旅費(交通・宿泊費)。ただし、旅費の上限を15万円とする。いずれも科研費に準じて適切に使用すること。
令和2年12月末日までにトランスオミクス解析を終了する。

 

4.申請・報告に必要な書類
① 申請書(申請期限:令和2年6月26日(金) 印刷し、分野代表者氏名欄に押印または署名の後、研究開始の1ヶ月前までに提出のこと。)

 

申請書ダウンロードはこちら (MS Word:37KB)

 

② 報告書として発表年に英語論文および学会抄録のコピー1部を提出
③ 英語論文の謝辞に以下の文章を記述
[ supported by the program of the Joint Usage/Research Center for Developmental Medicine, Inter-University Research Network for Trans-Omics Medicine, Institute of Molecular Embryology and Genetics, Kumamoto University ]

 

5.審査
本事業運営委員で申請書類を審査して決定する。必要があれば、ヒアリングを実施する。なお、本事業の研究助成の採択が同一の研究者・所属分野に偏らないように配慮する。

 

6.助成経費

10x Genomicsを用いたSingle Cell RNA-Seq 1検体の解析を行うことを目的とした研究を4件までとして新規枠を優先的に採択する。

令和2年度は、10xは50万円、その他は40万円を助成。当初、11件程度を予定。
(本事業の促進のため件数の増減あり。予算が無くなり次第、募集を終了)

 

 

7.書類の提出先
コラボレーション登録:発生医学研究所 リエゾンラボ研究推進施設

申請書:発生医学研究所 リエゾンラボ研究推進施設 トランスオミクス事務担当

E-mail: imeg*kumamoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

Tel:096-373-5786

 

 

8.問合わせ先
本事業の担当者
発生医学研究所 多能性幹細胞分野 丹羽仁史
E-mail: niwa*kumamoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
Tel:096-373-6620