イベント&セミナー

インドで発生研とのジョイントミーティングを開催しました

2019.03.25 ●セミナー

3月5日~9日にかけて、発生研の教員6名(西中村、丹羽、江良、中村、嶋村、立石)と生命科学研究部太田訓正准教授がインド・バンガロールのNational Centre for Biological Sciences (NCBS)を訪問しました。先秋にNCBSのRaj Ladher博士が発生研を訪問した際に研究交流をする計画が起こり、今回、Kumamoto/NCBS/InStem Joint workshop の実現となりました。NCBSは1992年に設立されたインドを代表する研究機関の1つで、生態学・進化学から、神経科学・幹細胞生物学に至るまで、幅広い生物学分野における基礎研究を行っています。その研究レベルは非常に高く、若く優秀なPIが多くリクルートされ、大学院の入試も極めて高倍率です。日本では古典と思われているような研究分野に関しても最新のアプローチで解析することで新たな展開を見せており、理論(数学・物理)系と生物系の融合も進められています。

 

今回の訪問は共同利用・共同研究拠点、熊本大学国際先端研究拠点の活動の一環として実施されました。次回はインドから複数の研究者が来熊する計画が提案されています。活発な研究交流が進むことを期待しています。