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[器官構築部門] [Division of Organogenesis]
個体発生担当 (生命資源研究・支援センター 疾患モデル分野)  Laboratory of Developmental Genetics
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ポストゲノム時代に向け、遺伝学と発生学の学問体系を専門とし、発生工学、細胞工学、遺伝子工学技術を駆使した研究を展開しています。意欲のある個性的な大学院生を募集しています。


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研究プロジェクト
[教授] 山村 研一  [准教授] 荒木 喜美  [助教] 川上 穣
  研究内容は、大きく 2つに大別される。第1は、「ベーコン型研究」であり、発生工学技術の開発とともに、それを用いてマウスミュータジェネシスを行い、リサーチのためのリソースの開発に取り組んでいる。第2は、「仮説検証型研究」で、特化した研究テーマを設定し、リサーチを行う研究である。第1の研究においては、2つの際立った特徴がある。第1は、当研究室において開発した可変型遺伝子トラップ法を用いていることである。開発したトラップベクター(現在21番目のバージョンpU-21を用いている)は、ヒト化マウスの作製を想定したものである。まずES細胞にトラップベクターを導入することにより、第1段階でマウス内在性遺伝子を完全破壊し、第2段階でヒトも含むいかなる遺伝子をも挿入できるようになっている。第2は、日本産野生マウス由来の近交系マウスであるMSM/MsからES細胞の樹立に成功したことである。このマウスは、いわゆる実験用マウスであるC57BL/5マウス等と異なる亜種に属し、ゲノム配列は約1%異なる。このMol/MSM ES細胞と、上記の遺伝子トラップベクター方法を用いて、すでにミュータントマウスの作製と解析を行っている。第2の研究については、大きく2つに分けることができる。まずは、上記の研究で得られたミュータントマウスを用い、破壊された遺伝子機能について、さらに深める研究である。もう一つは、主に臨床医学との連携のもと展開している研究である。すなわち、ヒト疾患のモデルマウスを作製し、病態解析および新しい治療法の開発を行う研究である。上記の研究項目をまとめると以下のようになる。

1. ベーコン型 研究 : マウスゲノム研究
 (1) Mol/MSM ES および Mol/JF1 ES 細胞の開発
 (2) 遺伝子トラップ法の改良とミュータジェネシス
 (3)ゲノム上の遺伝子にヒットしないトラップ alleleの解析

2. 仮説検証型 研究:形態形成と疾患の発生遺伝学
(1)哺乳類発生の分子機構に関する研究
 1)頭顔面の形態形成機構に関する研究
 2)胚発生における Lgr4 遺伝子の役割
 3)胚発生における SktおよびSd遺伝子の役割

(2)ヒト疾患に関する研究
 1)家族性アミロイドポリニューロパチーの 病因・病態解析と治療法の開発
 2) 膵炎・膵がんにおける Spink3 (serine protease inhibitor Kazal type 3) の役割
 3)メタボリックシンドロームにおける Abhd2遺伝子の役割

 






熊本大学発生医学研究所